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DIY家族と英語家族

diyと英語を楽しんでいる家族のまとめ

英語教育って今と昔ではどれくらい違うのか比べてみた。

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英語教育は昔はどんなやり方で教えてきたのか。また現在はどんな方法で方法で教えているのか。子供を持つ親にとっては気になることではありませんか。そんな英語教育についてとことん調べてみました。

英語教育の変化

日本の英語教育の歴史は過去半世紀から大きく知識教育の時代、技能教育の時代、そして伝達教育の時代と三つの段階に分けて考えることができます。それぞれの時代は当時の言語観や言語学習観に基づく指導法によって特徴づけられています。

知識教育の時代

まず、知識教育の時代においては、言語学習を文法体系の習得に力点を置く文法訳読法が主流をなしていました。文法の規則を教え、その規則に応じて英文を日本語に訳し、または日本語を英語に訳すことによって英語の定着を図る指導法でした。 この指導法は文法力、語彙や読解力を伸ばすことに適しているので全国的に普及しました。一方でリーディングの解釈に時間を費やすために、他の分野の指導時間を割くことが困難であるといった課題がありました。 この指導法が採用された理由として日本の訳読文化にあるといえます。日本は鎖国を開国して以来、たくさんの外国の情報を翻訳によって入手し、日本独自の文化に融合させてきた民族文化です。 1つの例として日本で蒸気機関車を走らせようとした場合、外国への技術者の派遣し、入手した情報をすぐさま日本語に翻訳しました。その結果、全く同じ蒸気機関車を日本で走らせることができたのであります。つまり、当時の社会のニーズは訳読できる人材の育成であったのです。これが今日の文法訳読法の普及した根源となっています。

技能教育の時代

技能教育時代においては、言語学だけでなく心理言語学からの影響によって、言語学習を言語行動の習慣化と見なす立場が支配的で、特に音声言語としての技能、つまりリスニングとスピーキングの指導に力点を置くAudio-Lingual Approachが主流となりました。

伝達教育の時代

現在の伝達教育の時代に置いては、言語の社会性を重視する社会言語学の影響によって、言語学習を日常生活場面で言語を実際に使用する能力つまりコミュニケーション能力の習得と見なす立場が支配的となり、教室での学習を実際的なコミュニケーション活動を中心に構成すCommunicative Approachが英語教育の主流を形成しています。
今日の日本社会は従来と比較して世界との距離が縮まっているのは確かである。そういった今日の国際的な開かれた日本社会に対応する人材の育成のためにも実践的コミュニケーション活動が必要とされています。 しかし、このような英語教育に関する考え方の移行は、必ずしも時代ごとの断絶を意味するわけではありません。前の時代の考え方を包括する形として発展したととらえるべきなのです。すなわち、伝達教育の時代においても知識教育や技能教育が消滅したわけではありません。知識教育時代では、文法、語彙、文化、発音についての知識を積み重ねることによって、また技能教育時代においては4技能の組織的訓練を通じてコミュニケーションを育成することが意図されていたのです。

現代の英語教育

今日の伝達教育時代では教室内での学習者に実践的コミュニケーションの機会を提供することによって、実践的コミュニケーション能力を育てていくことを意図されている。 近年の日本の英語教育では音声によるコミュニケーション能力が重視され学習指導要領には、音声とコミュニケーションの関係の強化を求める内容が盛り込まれています。 たとえば、中学校では、発音や音声の学習に関して、強勢,イントネーション,区切りなど基本的な英語の音声をとらえ,正しく聞き取ることや基本的な英語の音声の特徴に慣れ,正しく発音することを学習項目の1つとして掲げています。また,高等学校では,リズムやイントネーションなど英語の音声的な特徴に注意しながら,発音すること 意図や気持ちを的確に伝えるために、リズム、イントネーション、声の大きさ、スピードなどに注意しながら発音することを学習項目の1つとして掲げています。 こうした特徴から,現行の学習指導要領は分節音素のみならずリズム、アクセント、イントネーション,区切りといった文節、句単位での音声学習を重視する姿勢を示していることがわかります。